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8月下旬から9月中旬に掛けて開催する、火伏地蔵祭、八朔祭、清和文楽の里祭りを「山都の三大祭り」と呼んでいます。
江戸中期から約260年の歴史を持つ八朔祭。八朔(旧暦8月1日)の日に始まり、五穀豊穣、豊年祈願の祭りとして、代々受け継がれてきました。祭りのはじまりは、商家の人たちが農家の人をねぎらい、手厚いもてなしを行ったことに由来します。八朔祭のために作る「大造り物」は、竹、杉、すすき、松笠などの自然の材料を使い、各連合組が技術を競い合いながら作りあげます。大きいもので高さ4mを超える大造り物が八朔囃子とともに何体も町内を引き廻される様は圧巻です。
■9月第1土曜日、日曜日
毎年8月下旬に行われ、各町内で奉納される「造り物」や勇壮な「裸みこし」で知られるお祭り。起源は、永禄6年ともいわれており、その昔、名物の「造り物」は商家ごとに奉納。茶碗などの日用品をはじめ、各商家で取り扱う商材が材料になっていました。解体した後も売り物にできるよう、釘やノリなどは使わず作られており、今でもその手法は受けつがれています。
■8月下旬
昭和58年より、毎年9月の中旬に開催されるお祭り。県の重要無形文化財「清和文楽」の特別公演をはじめ、高原野菜や特産品の展示即売会、ステージイベントなどが行われ、会場は多くの見物客で賑わいます。
■9月中旬
その昔、二瀬本神社の「二瀬本夜渡神楽」は、1月下旬の夕方から翌朝まで夜を徹して33座の舞が奉納されていました。周囲は幻想的な世界に包まれていました。現在では時間を短縮して行われています。
九州山地神楽祭りは、例年1月下旬に開催。地元の二瀬本神社神楽、白石神楽、高畑阿蘇神社神楽に加え、近隣町村などの神楽との共演を観ることができます。(白石お天道さん神楽祭り、二瀬本夜渡神楽、九州山地神楽祭り)
■1月下旬